ここまで来れたな

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今、

ここに

風が吹いて

いるだろう。

 

ここまで

登って

来たんだ。

 

真剣に

生きた証だ。

 

地に足を

つけて

 

一歩に

精一杯を

込めて

 

何度も

ずり落ちながらも

 

諦めずに

進んできた。

 

精一杯以上の

精一杯では

なかったか。

 

命が

消えそうになった

時もあったが、

 

消えそうに

なればなるほど、

 

その奥から

さに新たな命が

芽生えてきた

のではなかったか。

 

私達は

たった一つの

命を生きている

わけではない。

 

命はすべて

繋がっている。

 

私は分離した

私ではない。

 

命は

分離した存在

ではない。

 

一歩を進む

ごとに

それを実感

できただろう。

 

私は

何者か?

 

それを

問い続け、

 

答えは出ず、

 

問い続け、

 

答えが

出ても、

 

問い続け・・・。

 

確信と

あやふやさと

 

一体感と

分離感と

 

希望と

絶望と

 

恍惚と

虚無と

 

相反する

ものたちが

ちゃんと

ない混ぜに

なっている。

 

それが

私達であり

 

あなただな。

 

知ることと

わからなく

なること

 

気づきと

混乱と

 

一本道と

幻影と

 

確かな私と

不明確な世界と。

 

さぁ、

 

全部をちゃんと

体験したのだから、

 

そして

ここまで登った

のだから、

 

わかるだろう。

 

この風を。

 

感じるだろう。

 

この心地よさを。

 

ここまで

来たんだ。

 

あとは

委ねろよ。

 

風の中で。

 

あと少し。

 

つづく

 

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