手に負えないクライアント

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芽が
伸びる。

ぐんぐんと。

それを
実感できるのは
幸せだ。

側からみれば
すぐに
わかるのだが、

やはり
ここは人間、

本人は
まったく
気づいていない。

さぁこれを
いつ
フィードバック
しようか?

基本、
芽が出たら
フィードバックは
できるだけ早く
した方がいい。

気づかない
ままに
本人が自分で
せっかくの芽を
踏み潰してしまうことが
多いから。

しかし、
私のクライアントさん達は
そうそう単純には
いかない。

タイミングが
とてつもなく
重要だ。

しかも
そのタイミングとは

喩えて
言えば、

月と太陽が
空の同じ場所に
一致するような
わずかなチャンス
しかない、、

という感じ。

月と太陽が
もし
一致できなければ

フィードバックは
しない。

ずれた
タイミングなら
いっそ
何もしない。

それくらいに
繊細なフィードバックを
必要としている。

これは
クライアントさん達が
気難しいから
ではない。

自力で
進みたい
からだ。

普通の
フィードバックなら
要らない。

その代わり、
フィードバックを
もらうなら、

劇薬みたいに
強烈なやつを、

望んでいるから。

その劇薬は
決して
自力では
成し得ない。

他者からしか
決して
与えられない。

そして
与えられたと
したら
自分自身が
立てなくなるくらいに
揺らいでしまう。

そんな
揺らぎも
含めて、

すべてを
受け止める
覚悟がある。

だから、
フィードバックして
くれるなら、

そんな私の
覚悟に見合った
ものを。

・・・とね。

手に負えない
クライアントさん達。

でも
だからこそ
面白くて
仕方がない。

つづく

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