始まりの予兆

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私の後頭部、
よりさらに
上の方に、

キラキラ
光りながら
クルクル
回っている

球体がある。

シルバーに
輝きながら。

惑星の
ように。

あれは何だ?

意識を向ける
と、

大勢の人々の
存在を感じる。

あぁ、
地球のような
ものか。

でも、
地球とは
ちょっと違う。

まだまだ
小さい。

そして
まだまだ光が
弱い。

でも本質的には
今の地球よりも
よほど、
光り輝いている。

回転速度は
どんどん
速まっているようだ。

そうか、

また何かを
私は始めるのか。

それは多くの
仲間達を
呼びそうだ。

回転する球が
私のもとに
降りてきた。

ちょい待ってな。

もう少ししたら
私の中に
入ってもらおう。

それまで
もうちょっと。

つづく

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