昨日の続きです。
真本音優柔不断タイプの人が
自らを解放し、
本来の自分に戻るためのステップを
ここまで、ご紹介してきました。
「最も強い自分の心」を
自分の体の中に
入れ、
そしてそのことにより、
それはその人の
『真本音』
となりました。
つまり、
「真本音を取り戻す」
ことができたのです。
これが昨日までの
ステップです。
真本音を取り戻すことが
できましたので、
ここからは
「真本音との対話」
が始まります。
しかしちょっと
待ってください。
その前にどうしても
行なっていただきたいことが
あるのです。
・・・・・・
それは、
「後悔と向き合う」
ことです。
真本音を取り戻した
今だからこそ
できることです。
人は、人生において
本当にたくさんの
後悔を
繰り返します。
その多くは
反応本音レベルのもの
です。
反応本音レベルの後悔
とは、
それを乗り越えることで
自分の成長に
つながります。
つまりは、
乗り越えられるもの。
それが
反応本音レベルの後悔
です。
しかし
いかがでしょうか?
あなたには、
乗り越えられない後悔が
ありませんか?
その後悔からは
逃げたいばかり。
ですからずっと
心の片隅に
それを隠してきました。
記憶の彼方に
それを
取り残してきました。
そんな後悔は
ありませんか?
一言で言えば、
「耐えられない後悔」
です。
「思い出せない後悔」
です。
思い出せないような後悔について
「ありませんか?」と
問われても、
思い出せませんよね、きっと。
しかし、今、
それを思い出して
ほしいのです。
そしてその後悔と
向き合ってほしいのです。
それは
「真本音レベルの後悔」
です。
真本音レベルの後悔は
本当に、
キツイです。
なぜなら、
それは、
自分の心が耐えられる範疇を
逸脱しているからです。
しかし私達の真本音は
わざと自分に
そういった後悔の経験を
させることがあります。
なぜなら
それだけの経験をするからこそ
初めて見つかるものが
あるからです。
それは
「真本音の願い」
への道です。
真本音レベルの後悔を
するからこそ、
真本音の願いへの
道のヒントを
私達は得ることができるのです。
真本音とは
魂の意志である、
とも言えます。
魂そのもの
とも言えます。
真本音を取り戻す
ということは、
あなたの中に魂が
戻ってきたということ。
ですから、
心の視線ではなく、
魂の視線で
耐えられなかった後悔達と
向かい合ってください。
それができた時に
初めて、
あなたの真本音(魂)は
あなた自身に
「OK」
を出すはずです。
そうか、自分はもう
本気で進める自分に
なれたのだな。
自分はもう
真剣に生きる覚悟を
持てたのだな。
そのように
真本音が自ら
判断するのです。
その「判断」が、
自分を解放する
必須条件となります。
・・・・・・
あなたの中に
戻ってきた真本音の場所を
今一度、
特定してください。
ここに確かに
私の真本音は
存在するな、
という実感を
しっかりと得てください。
その上で、
その、自分自身の真本音に
問うてください。
「私の、真の後悔とは
何だろう?」
「君が私に与えた
後悔とは何だろう?」
そして、
あとは静かに
待ってください。
自然に思い出せること
があると思います。
ひょっとすると
心に強烈な抵抗が
走るかもしれません。
しかしその場合は、
自分の真本音(魂)にのみ
意識を向けてください。
泣きたくなれば
泣けばよいです。
わめきたくなれば、
毛布でもかぶって
ご家族などに迷惑をかけないように
わめいてください。
これをしっかりと
行なうことです。
ゆっくりと時間の取れる時に
じっくり行なってみて
ください。
今すぐにやらなければ
ならない、
とか
今日中に完了させねば
ならない、
とか
慌てる必要はありませんので、
「今やろう」
と思えた時に
ぜひ行なってください。
これが完了すれば、
真本音との対話は
随分とやりやすく
なるはずです。
つづく
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