2016年 3月 の投稿一覧

『心とはチームだ』

人の心とは
組織(チーム)です。

私達の心の中には
様々な人格・個性の自分が
存在しています。

例えば、
・がんばり屋の自分
・怠け者の自分
・思いやりのある自分
・自分勝手な自分
・慎重な自分
・大雑把な自分
などなど。

様々な個性の自分達が集まり、
チームを組んで
「私」という
一つの心を形創っています。

そして面白いことに、
それらの自分達は
本当に、まるで別人
のようです。

つまりは
この現実世界における
組織と同じように
様々な価値観をもった
人同士が集まっています。

当然そこには
「人間関係」が存在します。

現実世界の組織と
同じように
チームが一丸となる
組織(心)もあれば、
みんながバラバラで
足を引っ張り合っている
組織(心)もあります。

もちろん
前者の場合は
その人の心はパワーに溢れ
いつも元気です。

後者の場合は
その人はいつも疲弊し
深刻で暗くなります。

パワー溢れる心の人は
心にゆとりがあるので
いつも周りを
大切にできます。

いつも疲弊している人は
自分のことで精一杯なので
自分勝手になります。

心の中の状態が
現実世界における
人間関係をも
決定します。

人生の展開を
決定します。

そういった原理を
理解しているのが
チームパフォーマンスコーチ
です。

チームパフォーマンスコーチとは
まずは、
一人ひとりの「心」
というチームを
活性化サポートできる
人なのです。

つづく

『根こそぎ鍛える』

どれだけ上半身が元気でも
下半身がボロボロに
疲弊していたら、
私達は満足に立つことすら
できません。

すべての活動が
満足にできなくなります。

それは私達の心も
同じです。

心にも、
上半身と下半身
があります。

上半身とは言わば、
自分の個性や能力です。

そして下半身とは、
自分の生きる目的
です。

つまり、
『何のために私は
 今ここにいるのか?』
です。

この下半身がしっかりすれば、
上半身を最大限に
活かすことができます。

そして、
活かす度合いが
高まれば高まるほど
パワーが湧いて来ます。

そのパワーは
他から与えられたものではなく、
自らの内側から
常に湧き続けます。

そうなるともう、
上半身もどんどん
鍛え上げられて、
どんどん魅力的に
なっていきます。

それが、
自分の人生を生きる
ということです。

仕事は仕事。

人生は人生。

そのように分けて考える人が
いまだに多いですが、
それでは本来の充実感は
得られません。

もちろん仕事における
成果も出にくいです。

何のために
生きるのか?

何のために
ここにいるのか?

その土台の上で
仕事に向かえば、
同じ仕事
同じ職場でも、
まったく違った景色に
みえるでしょう。

チームパフォーマンスコーチとしての
最初の仕事は
ここです。

その組織を構成する人が
自分の人生を生きる
ということを、
仕事を通じて実践できるように
することです。

それができれば、
組織は根底から
強くなります。

つまりは、
組織の下半身が
ガッシリと安定します。

そういった意味では
個人も組織も
同じです。

組織を根こそぎ
土台から、
鍛え上げていくのが
チームパフォーマンスコーチ
とも言えるでしょう。

つづく

”スピードが大切”の本質

今の私達にとって必要なこと、
そして共通のテーマは

「スピードアップ」

です。

「加速」

です。

例えばこれまで
最大速「10」のスピードで進んできたとします。

しかしこれからは、
イメージで言えば、
「115」くらいのスピードを
出せる私達になる必要があります。

 

つまり、11.5倍のスピードです。

 

これまで
一年かけて行なってきたことを
1ヶ月くらいで行なうということです。

 

これは、世の中の潮流がスピードを求めているから、
ということではありません。

 

私達のすべてが
心の根底でそれを望んでいるからです。

 

「11.5倍」という数字は、
私が日々、多くの人達と向かい合っている中で
感じるものを数字化したもの。

 

皆、それくらいのスピードで人生を進めたいと
願っています。

 

ところが、
これは容易なことではありません。

 

いえ、本当は容易なことなんですが、
皆、心の根底では望みながらも

一方では「それは無理だ」とも思っています。

 

以上はすべて潜在意識のレベルでの話ですが、
心の根底の
「スピードアップしたい」
と、
もう少し表面の
「それは無理だ」
が、せめぎ合っているのが、今、です。

そして、
前者が勝る人と後者が勝る人の
二極化が進んでいます。

前者が勝る人は、どんどん道を拓き、
後者が勝る人は、これまで以上に八方塞がり感の中にいます。

11.5倍のスピード。

一見、とても難しいように思いますが、
さきほども書きました通り、
本当はとても簡単です。

 

なぜなら本来の私達は
11.5倍どころか、
100倍にも1000倍にもスピードアップ
できるからです。

たとえ11.5倍まで
スピードを上げたとしても、
すぐにまた
「まだまだ遅いなぁ」
と、物足りなくなるでしょう。

 

逆に言えば、
それくらい今の私達は
のっそり、ゆっくり、
まるで止まっているかのように
進んでいるということです。

 

どうすれば、
11.5倍のスピードが出せるのか?

その方法はまた
このブログでも
書かせていただきますが、
人々の心の根底にある
この願いに応えられる人のことを
私は
『チームパフォーマンスコーチ』
と呼んでいます。

一人ひとりが
スピードアップすれば、
組織(チーム)もスピードアップします。

そのために
どのようなサポートができるか?

そこに明確な
答えを出せるのが
『チームパフォーマンスコーチ』です。

そういったコーチが
今の世の中では
とても強く求められています。

つづく

良い人生と悪い人生を決めるたった一つのもの

これから大事なお客様とお会いするとします。

そのお客様との面談が
充実したものになるかどうか、
を左右するものとはなんでしょう?

 

いろんな答えがあると思いますが、
一つの重要な答えとして

「自分の心の状態」

があります。

私達の心。

それは常に、揺れ動いています。

心の状態の良いときにお会いするのと、
悪いときにお会いするのでは
そのお客様との面談の展開は
ひょっとすると
180度変わるかも知れません。

例えば、
お客様が発した、たった一言。

その一言に対して、
どのような姿勢と
どのような空気感と
どのような表情と
どのような言葉で
咄嗟に対応するか?

心の状態は
ここに大きな変化を
もたらします。

そのたった一度の対応が
その次の反応を呼びます。

その積み重ねで物事は展開します。

 

お客様だけではありません。

 

社内でのコミュニケーションも同じです。

 

同じメンバーで
ミーティングをしても、
その時その瞬間の各自の心の状態によって
話し合いの流れは大きく変化します。

 

もちろんこれは
仕事に限ったことではありません。

家族との関わり。

お友達との関わり。

ご近所様との関わり。

人と人が関わるあらゆる場面で言えることです。

つまりは、

「自分自身の心の状態が人生の展開を決める」

と表現しても
言い過ぎではないでしょう。

そして
私達の性格とか個性も、
結局はこの”心の状態の積み重ね”によって形成されます。

一人ひとりの成長も
組織(チーム)の成長も、
心の状態の積み重ねによって形成されます。

一人ひとりの業績も
組織(チーム)の業績も
心の状態の積み重ねによって形成されます。

そして実は、
心の状態の整え方
というのは、とても簡単なのです。

そこには極意があります。

それは「摂理」と言ってもよいです。

しかしとても残念なことですが、
その摂理をご存知の人、
本質理解をされている人は
極めて少ないのが、今の世の中の現状です。

『チームパフォーマンスコーチ』とは
その摂理を知り、
自らが実践し、
確信をもって人と組織を
サポートできる人です。

つづく

”自律”が無いとチームはひとつになれない

凄まじいな・・・。

いつも私は
そう思います。

本当にチームが
一つになったときの力を
目の当たりにすると。

よく、
「1+1=3にも4にもなるのがよいチームだ」
と言われます。

しかし私の実感としては
たった一人で奮闘するよりも
それが二人になるだけで、
1+1=100にも1000にも
なることがあります。

それが
人と人の力の相乗効果
です。

しかしここで
重要なポイントがあります。

一人ひとりがちゃんと
「1」
になれていることです。

0.9とか0.8ではいけません。

「1」じゃないと
相乗効果は出ないのです。

つまりは、
一人ひとりが自律していることが
必須です。

自律とは、
すべてを「自分事」とし、
自ら考え、行動し、
成果をあげている状態です。

自分で立った上で、
自分で自分を
コントロールしている状態です。

自分のコントロールのために
必須なのは、
「自分自身の願い」
を持つこと。

「願いのために生きる」
覚悟を持ち、
日々、
「行動しよう」
とし続けることです。

ここでまた重要ポイントは
「行動しよう」
です。

100点満点の行動が
できなければならない、
というわけではないのです。

本気で
「願いのために行動しよう」
とし続けるだけで
よいのです。

ただし「本気」が
必要です。

ですからそこに
能力は
関係ありません。

ですので、
新入社員でも
自律できている人はいます。

そしてそんな新人が
新たな何かを創造したり、
チームを大きく活性化させる
ことは大いにあるのです。

自律とは
本気になれば
誰もができること。

それをよく知っており、
まずは
自律のためのサポート
を的確にできる人。

それが
『チームパフォーマンスコーチ』
です。

つづく

“個”が組織を決める

人も組織も
2極化が進んでいます。

成長する人(組織)は
どんどん成長し、
衰退する人(組織)は
どんどん堕ちていきます。

これは世の中全体の
潮流です。

自然の流れです。

これまでの生き方と
今の生き方が
すべて結果として
反映されます。

昨年までは
その反映まで
タイムラグが
かなりありました。

でも今は、
こういう生き方をすると
こういう結果が出る、
というのが実にわかりやすく
リアルタイムに近い形で
現れます。

タイムラグのある時代は
多少の「ごまかし」や
心の中の「淀み」や
「妥協」があっても
それなりに進めました。

しかし今は
違います。

いかに
ごまかしのない生き方
淀みのない生き方
妥協のない生き方
をするか?

それは
自分自身の
問題です。

一人の心の中の
問題であり、
一人の行動の
問題です。

そしてそうした一人ひとりが
集まることで
組織が形成されます。

ですので、
一人の生き方が
組織全体の生き方に
モロに反映されます。

しかもタイムラグが
非常に少ない状態で。

ですからこれからは

『個人が変わることで
組織が変わる』

この順番が極めて
重要です。

この順番を逆さにして
方策を立てても
結果は極めて
出づらいでしょう。

一人の心があり、
その心が行動を生み、
その行動が
組織そのものの流れを
決める、
のです。

これは
摂理です。

特にこれからの時代の
摂理です。

この摂理を
本質的に理解しながら
組織の活性化を
サポートする。

そういった人のことを
『チームパフォーマンスコーチ』
と言います。

つづく