低空飛行を
続けていると、
雲や雨の
影響を
いやでも受けて
しまう。
揺れ揺れの
状態で
何とか
前に進む。
本来であれば、
もっと
高く飛べば、
雲から
抜け出せる。
もっと安定して
進める。
それは
わかっているが、
あえての
低空飛行だ。
これを
しなければ
観えてこない
ことは多い。
人の意識の
次元の
喩えだ。
高い次元
だけで
すべてを観よう
としても
残念ながら
この世の中は
見落とすこと
ばかりだ。
高いところから
低いところへ、
という
表現をすれば
傲慢だと
受け取られるかも
しれない。
そんなことは
どうでもいい。
私達は皆、
本来は
高い次元から
低い次元まで
様々な意識の
階層を
持っている。
それが
人間。
ただ、
世の中の
場としての影響を
受けながら、
高い次元を
忘れてしまっている
人は多い。
だから
いち早く
高い次元を思い出した
人は、
意図的に
高低、両方の次元を
行き来するといい。
低い次元は
苦しい。
不安定だし。
でも、
いつでも
高い次元には
戻れる。
最もいけないのは
低い次元を
除外したり
排除しようと
すること。
いつもいつも
くどいようだが、
人は
高低、様々な次元が
あるから
人だ。
そこにこそ
価値がある。
だから
自由に
行き来しよう。
これも
自由のカタチの
の一つだ。
つづく