二つの葉っぱ
がある。
一つの茎
で
繋がっている。
もとは
一つ。
だけど、
二つの葉っぱは
全く反対の方向を
見つめている。
憧れが
正反対。
できれば
自分一人だけで
進みたいと
思っている。
が、
茎は一つ。
もとは
一つ。
どちらも
自分。
むしろ、
同じ自分なのに、
二つの別々の
方向を求める
という
その事実に
大いなる
意味がある
のでは。
どちらを
大事にするか?
でも
どちらを
選ぶか?
でもなく、
両方を
大切にし続ける
ことで、
何が起こるか?
を
楽しんだ方が
いい。
もとは
一つ
なのだから。
二つに
分かれる意味。
それは、
これまでの自分を
超えたい、
という
強い意志と願いだ。
一つのまま
では
これまでとは
変わらない。
二つに分かれ、
別々の方向を
目指すからこそ、
それが
統合された時、
これまでの
自分を
大きく超えられる。
一つだった
ものが、
分離した上で
また
統合される。
そしてさらに
融合して
一つに戻る。
実はこれは
宇宙全体の
進化の原理
ではないかと
私は
捉えている。
自分自身に
ついても、
組織に
ついても。
分離を
意味あるものと
受け止め、
分離を
大いなる過程と
受け止め、
分離を
進化への課題と
受け止め。
そういった
進み方をすること
こそ、
これからの私達に
真に求められている
ことだと思う。
つづく