七色の手助け

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虹の
ようだけど
虹じゃない。

七色に
輝いている
けど、

それは
一直線だ。

上から
下に

垂直に
降りてくる。

それを
頭のてっぺんで
受け止める。

するとその
七色は
私の身体を
貫くんだ。

貫かれた
私は
まるで崩壊する
ような
衝撃は感じる。

のだが、
それは実に
心地良く、

その時は
もう
自分をこのまま
失ってもいいや、
とさえ
思ってしまう。

自分自身が
その
七色そのものに
なったかの
ような。

それでいいよ、
という
感覚。

これがしばらく
続いた後で、

ふと
自分自身を
取り戻す。

七色は
いつの間にか
消えている。

ただ、
私の中は
綺麗に、

細胞の一つ一つ
まで

浄化されて
いる。

身体の内側と
心も魂も、
一回
シャワーで洗い流した
感じだ。

七色、
あれはもちろん
実在であるが、

あれは
私ではないな。

何かもっと
別の存在の
ものが、

集約されて
ここに
もたらされている
気がする。

完全に理解
することは
もちろん
不可能だが、

でも
今ここに
実在し、

綺麗さっぱり
するという
この感覚、

この現実は
大切にしよう。

いつか
七色と
対話ができると
いいな、と
思っている。

いや、本当は
今でも
できるはずだが、

そこに
エネルギーを使う
必要を
今はあえて
感じていない。

それよりも
私には
他にすることが
ある。

対話は
もう少し先まで
とっておこう。

つづく

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