逃げてもいいじゃないですか

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皆さんは人生において、

「逃げる」

という経験をどれくらい

されたでしょうか?

 

「逃げる」

という経験は誰もに

ありますね。

 

私は逃げたことが一度もない

という人は

いないはずです。

 

もしいたとしたら、

単なる嘘つきか、

余程、人生において挑戦というものを

したことのない人です。

 

でも残念ながら

どれだけ挑戦しない人生を

送ろうと思っても、

それを私達の真本音は

許しません。

 

人の根本的本能は

「進化」への欲求です。

 

進化のためには

挑戦は必須です。

 

挑戦をしないということは、

進化という根本欲求を

無視するということですから、

人として、

それは無理な話です。

 

でもひょっとすると、

これまでは

とことん挑戦しない人生、

というのもある意味可能だったかも

しれませんが、

これからは

無理です。

 

また改めて詳しくお話しすることに

なると思いますが、

世の中全体の潮流として、

今、全体の真本音度合いは

着実に、

ジワリジワリと

アップし続けています。

 

どれだけアップしたか?

というよりも

「アップし続けている」という

この流れ自体が重要で、

この状態にあるということは

世の中全体が

自然の摂理に素直な方向に

向かっているということで、

その状況の中では、

自分の真本音や

根本的欲求を無視することは

極めて難しくなるのです。

 

話をもとに戻しますが、

私自身のことで言えば、

私は見事なくらいに

「逃げる」という経験を

重ねてきました。

 

真本音と出会う前の私は

「逃げる」ばかりの人生だった

かも知れません。

 

真本音と出会ってからも

逃げずに立ち向かうとは

どういうことか?を

かなり長い間、

試行錯誤し続けてきました。

 

ですから、

「逃げる」人の心境とか、

心の動きとか、

本当によく理解できます。

 

そして、

「逃げる」ことで

どれだけその後に

苦しみが待っているか?

どれだけその後に

混乱や混沌が待っているか?

もよくわかります。

 

本当に「逃げ続ける」人は、

そういった混乱や混沌さえも

「なかったこと」にします。

 

本当は混乱のさなかに

いるにも関わらず、

「今の私は平和」であり、

「今の私は幸せ」だと

言い張ります。

 

誰に対して言い張っている

かと言いますと、

自分自身に対して

言い張っています。

 

そして、

自分の苦しみから

目を逸らし続けます。

 

私もそうでしたから、

よくわかります。

 

私は

思います。

 

逃げても

いいじゃないか、と。

 

逃げようとしていることを

自覚し、

自ら意図的に

それを選択しているのならば。

 

「あぁ自分は今、逃げているな」

と分かった上で、

「でも今はあえて逃げてしまえ!」

と自分で決める。

 

それであれば、

いいじゃないか、と

私は思います。

 

自覚、

が大事です。

 

私が最もよくないと思うのは、

逃げているくせに

逃げていないふりを

する生き方。

 

逃げている自分を

自分自身に対して

隠している生き方。

 

自分で自分を

ごまかす生き方。

 

・・・です。

 

私は、

潔さとは、

すべてをあるがままに観ること、

あるがままを認めること、

あるがままを受け入れること

だと思います。

 

それさえできていれば、

何とかなります。

 

「逃げよう」と思って

逃げているのであれば、

それは、

人生のハンドルを自分で

握っていることになります。

 

逃げても

いいじゃないですか。

 

自分の意思であれば。

 

進むもよし。

止まるもよし。

曲がるのもよし。

逃げるのもよし。

走るのもよし。

歩くのもよし。

 

真剣に進むのもよし。

やみくもに進むのもよし。

傲慢になるのもよし。

怠慢になるのもよし。

 

すべてちゃんと

自覚し、

自分の意思であれば。

 

ごまかさずに

いるのであれば。

 

私は、

そう思います。

 

自分をごまかさずに

進む人には

ある時ある瞬間から

必ず真本音が発動します。

 

真本音の願いや

真本音の意思が

ある時から

実感できるようになります。

 

それは

少しずつ、少しずつ

かも知れません。

 

でも着実に

実感の度合いは

高まります。

 

今、世の中全体の

真本音度合いが

ジワリジワリと高まっているように、

その潮流に乗るように

ジワリジワリと

本来の私達を取り戻して

行けるようになるのです。

 

自分で自分を

ごまかすのは、

百害あって一利なし。

 

どんな自分でも

良いではないですか。

 

そんな大らかさで

自分を見つめてみませんか。

 

つづく

 

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