それは本当の壁か?

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壁がある、

見えていたのに、

実は
本当は何も
なかった。

自分が
勝手に創り出した
幻影、
幻想、
だった。

ということは
多いね。
私達の人生に
おいて。

しかも
何度も何度も
同じパターンの
幻影を
私達は創り出す。

まるで、
自分で自分を
妨害するように。

・・・・・・

本当の壁は、
実は
とても遠い。

まだまだ
先に
あるのに、

その
本当の壁の
気配を
察するとその時点で、

私達は
恐怖を感じ
始める。

これから
自分の歩む
その先に
実在として
待っている
本当の壁。

怖い。

すると
私達の足は
すくみ、

この道を
進む気力を
その時点でもう
失い始める。

そして
先に進まない
ために、

つまりは、
その壁に
近づかないために、

幻影の壁を
創り出す。

そしてそこで
進めない
進めない

言いながら、

それを口実に
して、
止まる。

止まる
ことで、
本当の壁には
近づかなくて
済む。

私達は
こうして
幻影の壁を
創り続ける。

同じような
パターンで。

・・・・・・

しかし
実は、

怖い怖い
本当の壁
よりも、

幻影の壁を
創り出すことの
方が、
私達は
何倍も消耗する
のだ。

しかも
それを繰り返す
自分が
嫌にもなってくる。

自分への
信頼が
なくなってくる。

その結果
として、

本当の壁よりも
もっとキツい
苦しみがくる。

実は、
本当の壁とは、
怖いものであるが、
それに
正面から向き合えば、

壁を
まだ越えていなかった
としても、

その時点から
私達は
エネルギーに
満たされ始める。

壁に向かう
という
その行為によって、
私達の内側の、
中心の、
エネルギーが
開放され始める
から。

残念ながら、
幻影の壁では
それは
起こらない。

幻影の壁が
もたらすものは、
単なる
疲労、疲弊、
衰退、衰弱
だ。

・・・・・・

怖さを
乗り越えよう。

もう、
幻影創りは
やめよう。

そんな時間は
もう、ない。

私達は
私達自身の
本当の壁に
向き合うべき
だ。

その壁が
先の方にある
ならば、

そこまで
自らの意志で

走って
行こう。

つづく

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