一瞬の永劫

LINEで送る
Pocket

沸騰している
わけではない
のに、
気泡がいくつも
浮かび上がって
くる。

一つ一つの
気泡が、
一つ一つの
世界
のようだ。

世界が
生まれ、
そしてすぐに
消えていく。

私達の文明も
そのような
ものなのか?

一瞬の幻

過ぎないのか?

ただ、

その一つの
気泡、つまり
世界に
入り込めば、

そこには
永劫
を感じる。

中に入れば
永劫、
外から観れば
一瞬の儚さ。

実在と
現象の
関係性でも
ある。

私達の
命は
一瞬の瞬き。

しかし
永劫を感じ
ながら
輝いている。

世界は
次々に
生まれる。

私達人間も
次々に
生まれる。

自分と他人
という
区別を
つけなければ、

私達は
永遠に
生まれては消え、
消えては生まれ
続ける。

そしてそれを
じっと
見守る目。

その存在
もまた、
自分
である。

気泡たちの
間を、
白い龍が
駆け巡る。

それぞれの
気泡を、
世界を、
鼓舞するように。

その龍も
また、
自分自身
である。

しかしまぁ、
龍も
疲れたな。

休みたがって
いる。

が、
まだまだ。

もうちょっと
頑張らねば。

つづく

コメントを残す

*