
外側から
弾けるような
刺激が
たくさんくるのだが、
それでは
私は
動かない。
ただ、
一つ一つの
刺激は、
とても大事だ。
全ての刺激を
あるがままに
受け取る。
それらは
だんだんと
激しくなり、
痛いくらいに
なり、
そして最後は
耐えられなく
なる。
が、
それでも私は
動かない。
ただ必死に
それらを
受け止める。
すると、
ある限界点を
超えた瞬間に、
その刺激に
よって
換気された
内側からの
刺激
が
始まる。
内側からの
刺激は
激しいなんて
ものじゃない。
身体の内部で
花火が
弾け飛ぶような
もの。
私は
あっという間に
内側から
破壊される。
完全に。
人間は、
外からの刺激には
強いが、
内側からは
とてつもなく
弱い。
私はそれを
よく
知っている。
なぜなら、
そういった経験が
これまでも
あったから。
ここを
中途半端に
誤魔化しながら
進めば、
結局は自分自身が
後々に困る。
だから、
内側からの
刺激は
モロに受ける。
そして
自分を
完全に
壊すのだ。
・・・・・・
今は
その状態。
壊れた
このあとの
ことは
わからない。
きっと
何かは
始まるのだろう。
わからない。
わからない
ままでいい。
ちゃんと
私は
壊れたから。
つづく