
寒い。
極寒だ。
このままでは
凍えてしまう。
体を
摩擦する。
何の効果も
ない。
ただ
呆然と
するしかない。
・・・・・・
熱い。
暑いでは
なく、
熱い。
体の中を
熱湯が
駆け巡っている
ような。
汗が
吹き出す。
どれだけ
水を飲んでも
無駄だ。
体全体が
発火
している。
・・・・・・
極寒と
発火と。
それが
交互に
繰り返し繰り返し
くる。
実は、
体の自浄作用
だ。
エネルギーを
大量に
使えば、
体は発火する。
しかし
ある境界を
超えてしまうと、
冷却が
始まる。
それが
極寒の寒さと
なる。
その時出せる
自分の
限界を超えて、
パワーを
かけなければ
ならないことが
ある。
私の場合は
かなり
頻繁に。
ここ
12年くらいは
ずっと。
だからもう
慣れたといえば
慣れてしまったが、
私の血を
継いだのか、
私の
長男と次男
にも
同じ症状が出る
ことがある。
ある時突然
発熱し、
39度以上の熱が
出たと思ったら、
すぐに
治ってしまったり。
病気と
自浄作用の
区別をつけるのは
結構難しく、
自浄作用の
場合は、
病院に連れて
行けば、
特に何も
問題ありません、
となる。
原因不明
だと。
実在の作用を
もろに受ける
その体質は、
私の子ども達にも
引き継がれた。
可愛そうだが
宿命かとも
思う。
だから
ちゃんと自己を
コントロールして
生きていけるよう、
特に長男には
毎日
コーチングするように
なった。
でも
この自浄作用。
案外、
私だけの特質では
ない気もする。
皆さんは
どうだろう?
何でもかんでも
病気だと
思いすぎて
いないかい?
つづく