あの時消えたはずなのに

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頭の中の
渦が、

体全体に
広がる。

そのうちに、

渦の中心に
自分が
入っている
ような、

そのような
状況になって
初めて
気づいたんだ。

この渦、
違うんじゃ
ないか、って。

・・・・・・

ちょいと
考え過ぎ
たな。

意図を
入れ過ぎた。

だから
大きくなった
とき、

渦の濁りが
あり過ぎる。

この渦は
使えない。

使っては
ならない。

・・・・・・

しょうがない。

私は
渦から
抜け出た。

中心を失った
渦は、
行き場を
失い、
迷走を始めた。

放っておけば
すぐに
消えるだろう

思っていたが、

案外、
丈夫な渦だ。

このまま
残しておく
わけにも
いかないので、

渦に
楔を打ち込んだ。

それにより、
渦は
急速に分散、
拡散、

そして
消散した。

・・・・・・

あの時の
あの渦が、

今になって
急にまた
現れた。

そして
私を
呼ぶのだ。

今一度、
私を
使ってほしい
と。

今の
あなたなら、
私の澱みも
浄化できる
だろう、
と。

澱みさえ
なくなれば、
今の時代
こそ
私は活きる
ことができる!
と。

なるほど。

そう
きたか。

ちょっと
考えて
みようかな。

つづく

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