地面に
私がいる。
埋もれて
いる。
仰向けに
なって
笑っている。
なんか
気持ち悪い。
何を
やっているのか?
・・・・・・
自分が何を
やっているのか
を知るために
私も
地面に
寝転んでみた。
目に映るのは
青空。
いや、正確には
雲々の中の
わずかな隙間の
青空。
それを
みていると、
あぁ今の
希望は
大体、あれくらいだな、
と。
まだまだ
小さいな。
まだまだ
広げられるな。
まだまだ
これからだな。
・・・と。
・・・・・・
しかし
地面の私は
なぜあんなにも
笑っているの
だろう?
気持ち悪い
くらいに。
もう少し
このまま
寝転んでいよう。
そう思っている
うちに、
日が暮れた。
ただそのまま
待った。
夜が明けた。
また明るく
なり、
今度は
青空がかなり
多くなった。
少し
暖かくも
なっているようだ。
しかし、
笑う気には
なれない。
笑う理由が
ない。
・・・・・・
そのうちに、
顔面を
誰かに
踏まれた。
びっくりして
起き上がろう
としても
起き上がれない。
いつの間にか
私自身が
地面と一体化
してしまった
ようだ。
諦めて
そのままでいる
ことにした。
ひょっとして
こうして
何年も
何十年も
何百年も
ただただ
地面として存在
することに
なるのか?
・・・・・・
すると
なんだか
笑えてきた。
お腹が
ヒクヒクする。
そのヒクヒクに
任せて
みようか。
そう思ったら
思いっきり
笑えた。
そこで
わかった。
そうか、
この今の私を
私は
見たのか。
つまりは
未来の私を
見ていたのだ。
しかし
それにしても
なぜ私は
笑っているのか?
しかし
そんな問い自体が
意味のないものに
思えてきた。
笑いたかった
から
笑った。
それで
いいじゃないか。
それが
自然そのもの
ではないか。
理由を求める
のは
人間だけ。
もう
人間でいる
必要はない
のだから。
笑いたい時に
笑おうでは
ないか。
・・・・・・
ここで
我に返った。
私は
立っていた。
人間として。
あぁそうか。
私は理由を
求め過ぎたな、
と
思った。
もっと
自然でいいじゃ
ないか。
つづく