時々、私は
狭いトンネルのような
筒のような中を
グングンと
もの凄い勢いで
進んでいる感覚に
見舞われる。
夜、眠ろうとして
布団に入り、
目を瞑った瞬間が
多いが、
昼間の
仕事の最中とか、
移動中とか、
ふとした瞬間にも
その感覚に
見舞われたりする。
深く深く
潜っていくのか、
それとも
上に上に
上昇しているのか。
それすらも
わからないが、
ただわかるのは
何か一点に
とてつもない集中力を
使っているようなのだ。
一点突破。
ここしかない。
ここからしか
出られない。
・・・そんな言葉達が
浮かんでくる。
こんな時、
私は私を邪魔しない
ようにしている。
ちゃんと
集中できるように。
足を引っ張らない
ように。
感覚は違うかも
しれないが、
皆さんにも
こういう時はあるのでは
ないか?
全身全霊を
使って、
何かに集中している時。
もちろん
顕在意識レベルの
話ではない。
全潜在力を
使う、
という表現を用いても
言い過ぎではない
状態の話だ。
やはり一番
ぴったりくる表現は
「全身全霊」
か。
目的も意図も
理由もわからなくとも、
自分自身の
全身全霊を
止めてはならない。
足を引っ張っては
ならない。
全身全霊を
顕在意識が
阻害する。
・・・よくあることだ。
自分自身の
邪魔をするのは
もうやめよう。
つづく