自分自身が
開いているか、
閉じているか、
ということに
敏感になれると
いいね。
閉じている時は
当然のことながら、
なかなか
物事が調和しない。
思惑通りに
物事が進む必要は
ないが、
それでも
起こるべきことが
起こらない時は、
やはり多くは
自分自身に問題が
あると
認識した方がいい。
その時に、
自分は閉じていない
だろうか?
と、
その視点からの
チェックが効くと
いい。
そして
閉じていたなら、
自分を開く。
それだけの
こと。
・・・なのだが、
この単純なことが
できるようになる
ためには、
自分が
開いている状態
を
よく知っておく
必要がある。
そして
そのためには、
まずは
常に自分が
開いていよう
という意志を持ち、
生活を続ける必要が
ある。
人間、皆、
開いている時は
意識が
外に外に向かう。
現実に
向かう。
自分以外の
あらゆる存在が
よく
観えている。
あるがままを
見つめることが
できる。
だから、
それを意図的に
行なうのだ。
常に意識を
外に向け続け、
自分以外の
あらゆる存在に
視線を向ける。
あらゆる存在を
・・・物も人も、
あるがままに
観察しようとする。
それを
一日中続ける。
これをすることで、
自分が
開いている
という状態を
体験すると共に、
自分が
閉じている状態
との区別が
つくようになってくる。
そうなると
逆に、
今は
開いていよう。
今は
閉じていよう。
・・・というように
自分で自分を
コントロールできるように
なる。
これが
「自律」の基本だ。
仕事が始まると
なかなかそういった練習は
できづらいので、
時間にもゆとりのある
今こそ、
ぜひ練習してみてほしいな。
つづく