人に
やさしすぎる
というのは
罪だな、
と
よく思う。
特に
この仕事を
するようになって
痛いほどに。
やさしさが
人を
ダメにする。
その場面は、
厳しさが
人を
ダメにするよりも
圧倒的に
多かった。
しかも、
やさしくする側も
される側も
気づいていない
ケースが多い。
だからこそ
余計に
タチが悪い。
もっと
強く生きねば
ならない、
我々は。
特に
ここからの
時代は。
・・・
自然の
摂理。
それは
厳しいもの
だ。
厳しい世界で
我々は
生きている。
だから
他人を
蹴落としてまでも
強くあらねば、
ということでは
もちろん、ない。
自然の摂理を
これから
我々はますます
強烈に
感じることに
なるだろう。
だからこそ
我々に
必要なのは、
調和だ。
人との
調和。
自然との
調和。
世界との
調和。
調和とは
弱さによっては
生み出されない。
本質的な
強さのみが
真の調和を
生む。
形だけの
やさしさは、
調和を
殺す。
それだけの
マイナスの
効果がある。
真のやさしさは
真の厳しさに
裏打ちされた
もの。
我々は
もっと
自分自身に
対しても
厳しく
あろう。
つづく