未来との決別

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とても変な表現

だが、

私達は誰もが、

 

「見張られている未来」

 

というのを

持っている。

 

その「未来」は

自分自身をじっと

見張っているのだ。

 

私達は無意識に

ずっと

その「未来」から

見張られ続け、

 

その「未来」から

怒られないように、

 

その「未来」を

裏切らないように、

 

その「未来」から

見捨てられないように、

 

頑張ってきた。

 

しかし実は、

その「未来」から

自由になることこそが、

 

私達にとっての

「本当の未来」

を築く歩みとなる。

 

そこで

ちょっとやってみよう。

 

あなたの

背後の、

上の方にずっと

意識を向けてみて

ほしい。

 

背中のちょっと

後ろ。

 

その後ろから

上に上にと

意識を上げていく。

 

何メートルくらい

上か?

ひょっとすると

雲くらいか?

宇宙にまで

出てしまうか?

 

などは

人によりけりだろう。

 

とにかく

背後の上の方に

意識を上げていくと、

 

その何処かに

 

「見張られている未来」

があるはずだ。

 

その「未来」は

一見、あなたの味方

であるような趣で、

 

しかし

厳しくあなたを

見張っている。

 

もちろん

「見張られる」こと

自体に

意味があった。

 

だからこそ

私達は精進できた。

 

しかしもう、

私達には「準備」が

整った。

 

もう、

見張ってもらう必要は

ない。

 

だから、

その「未来」には

去っていただこう。

 

やることは

簡単だ。

 

その

「見張られている未来」

に、

感謝の気持ちを

伝えると共に、

 

「もう私はここから

一人で行きますから」

 

毅然と決意を

伝えればいい。

 

そうしたら

意識を「ここ」に

戻し、

 

あとは

毅然と進めばいい。

 

たったそれだけ。

 

すぐにやってみて

ほしい。

 

つづく

 

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