これはあくまで
私の考えなんだけど、
自分が何か
ものを発する時は、
自分自身の中心が
静かな時にしか
発しない。
・・・と決めている。
本当に静かで
落ち着いていて、
まるで
鏡のような湖面
みたいな状態。
その状態になれて
初めて
ものを発する、
つまりは
意見を言う、
ようにしている。
たとえ良い意見が
あったとしても、
もし自分自身が
その状態でなければ、
決して
それは言わない。
もちろん、
「この意見、言いてぇ〜!」
と思うことは
多々ある。
しかし
自分の中心が
騒がしければ、
渾身の力で
その「言いたい気持ち」
を抑え込む。
それをすると
決まって、
あぁあの時
言わなくてよかったぁ〜、
と
安堵する場面が
後々に訪れる。
逆に言えば、
自分の中に
まったく意見がなかった
としても、
自分の中心が
静かな時、
突然、私の口から
意見が飛び出すことも
ある。
決して意図して
語る意見ではない。
それは
たったの一言の
場合もあるが、
まるで滝のように
長く語る
こともある。
いずれにしても
その時の
私の中心は
静かだ。
鏡の湖面だ。
これを大事に
するようになってから、
人生の展開が
面白くて仕方ない。
こういうのも
人生の醍醐味だと
今は思っている。
あくまで
私の経験だけどね。
つづく