私達は皆、
階段上に
成長していく。
一つのステージを
比較的ゆったりと
進み、
ゆっくり成長を
続け、
ある準備が整うと、
次の段差が
くる。
そしてその段差を
一気によじ登り、
次のステージに
入る。
段差と言うくらい
だから、
それはまるで
垂直の壁だ。
下から見上げれば、
到底越えられない
ように思える。
しかし私達は
そういった
到底無理な段差を
これまでいくつも
越えてきた。
だから
ここにいる。
段差の前に
くると、
私達は非常に
不安定になる。
不安と恐怖の
あまり、
まるでこれまでの
成長が嘘で
あったかのように、
以前の
未熟な自分が出たり、
昔の
ダメダメな自分が
出たりする。
これまでの努力が
まったく意味が
なかったのではないか、
と思ってしまうほど、
自分が乱れる。
しかしそれこそ、
段差の前まで
来れた証。
次のステージに
一気に
よじ登ろうと
している証だ。
さて、
ここで皆さんに
一つの問いを。
今また、
次のステージに向かう
段差の直前に
いる人が増えている。
もし皆さんが
そうであるならば、
「段差をよじ登る」
という
このプロセスそのものを
「ゆっくりと味わう」
ために
皆さんは何を
決める?
これまで
あまり意識をして
来なかった
何か
を一つ今回は
決めてみよう。
今回の段差越えは
恐らく、
これまでとは
ちょっと違う。
これまでの
越え方とは
異なる越え方が
必要だ。
そのために
どうすれば良いか?
は
皆さん自身が
よくわかっている。
無意識的に。
だから
それを自覚しよう。
だから
上記の問いを
何度も
自分に投げてみよう。
つづく