どんな花を
咲かせたいか?
イメージしてみよう。
なりたい自分像を
花に喩えるのだ。
ただし、
理屈じゃない。
直観的に
映像化する。
私はこんな時、
いつも
スーッと一本の
まっすぐな茎を持つ
青紫の一輪の花を
イメージする。
なぜか
そのイメージが
湧いてくる。
20年間、
変わらない。
その茎は
とても細いので
力強さは
全然感じない。
しかし
常にまっすぐだ。
とは言え、
いつもしなやかに
しなる。
風にしなるが
すぐに元のまっすぐに
戻る。
そして
青紫の花びらは
派手さは全くない。
一言で言えば
地味だ。
でもどこか
可愛らしい。
こんな花のイメージを
見つめていると
到底、自分のことだとは
思えないのだが、
なぜかいつも
そのイメージが
浮かぶ。
その
青紫の一輪の花が、
今、
超巨大になって
私の目の前にある。
50mくらいの
巨大さだ。
細いと思っていた
茎も、
高さが50mもあれば
大樹の幹のように
太い。
いったい
どうしたことだろう?
いつの間に
こんなにデカく
なったのか。
しかしこんなに
デカくなっても
地味なものは
地味だ。笑
何も語らず、
何も訴えず、
ただまっすぐに
立っている。
デカくなろうが、
小さかろうが、
そんなことは
意に介していない。
あぁ確かに
そういう泰然とした
自分ではありたいものだ。
つづく