小さな光が
ポツンと
灯る。
とても小さいが
とても力が
ある。
今にも消えそう
だが、
きっと永続的に
この光は
在り続けるのだろう。
わずかな光
でも、
それが在る
のと
無い
のでは
本質的に異なる
日々となる。
光とはそもそも
強い
弱い
は関係ない。
在る
か
無い
かだ。
一時的
か
永続的
かだ。
たとえわずかな
光でも
そこに意識を
向け続ければ、
その深さに
気づくだろう。
同じ色に
見えて、
でもその色は
時間と共に
ほんの少しずつ
変化を続けている。
時々、
点滅することも
ある。
しかし決して
消えることは
ない。
私の光。
あなたの光。
私達の光。
あなたと共に
いることで、
私はこの光に
気づくことが
できたのだ。
そして、
光を本気で
育てようと
思えた。
人生を
本気で生きよう
と
思えたんだ。
自分
という存在が
虚構では
ないことを、
初めて
知ることが
できたんだ。
実在する
私。
実在する
光。
私は
この光の想い
に
応えてみたい。
つづく