モノクロームな現実

LINEで送る
Pocket

カラフルで
わかりやすい
現実は、

楽しいかも
しれないが、

シンプルで
一見すると
何の変哲もないような、

しかしそれでいて
どこまでも深い、

そんな
現実もあるよ。

パッと見、
モノクロームに
見えるけど、

よーく目を凝らせば、
カラフルを超えた
カラフルさが

ジワリジワリと
滲み出るようだ。

しかしそれは
決して
現象化しない。

現象の
ちょっと奥くらいで、

その場所
だからこそ、

とてつもなく
芸術的とも言える
色の配置が
成されている。

見事!

叫びたくなるが、

決して
現象化はしない。

表面的には
モノクローム。

本質的には
極彩色。

そんな現実は
いかが?

色は
移り変わる。

一定に留まる
ことはない。

現象化とは
固定化
でもある。

現象化することで
その本質を
縛りつけてしまう。

だから
現象化一歩手前で

様々な色が
自由自在に
駆け巡り、紡ぎ合う。

静かだけど
激しい現実。

激しいけど
落ち着いた現実。

そういう人生は
いかが?

現実には
いろんな創り方
がある。

我々は
もっと自由に
進める。

つづく

コメントを残す

*