非日常の空間に
身を置けば、
それだけで
刺激が入り、
普段では出ないような
発想が出たりする。
大事なことで
ある。
しかし、
「非日常」と言うだけ
あって、
私達はなかなか
「日常」から
出ることは難しい。
毎日同じ
ルーティン。
毎日同じ
生活。
毎日同じ
サイクルが
続く。
・・・と
思いがちだが、
実はそうではない。
もし
「非日常」を体験
したければ、
意識を「世界」に
向け続けよう。
意識を「外」に
向け続けよう。
私達は
「内面」にいるから
「いつもと同じ」
となってしまう。
なぜなら
心の中の自分の位置
を、
私達は常に定めて
そこから動こうとはしない
からだ。
本能的に。
意識を「外」に
向け続け、
「世界」を感じ
続ける。
可能であれば
24時間ずっと。
眠っている時間
以外はずっと。
すると
自然にわかる
だろう。
一日として
同じ日はない、
と。
昨日の「世界」と
今日の「世界」は
まったく違う。
もっと言えば、
5分前の「世界」と
今の「世界」は
まったく違う。
私達のこの3次元の
世界は、
ずっと固定されている
ように思われがち
だが、
それは
内面の私達が
勝手にそう決めつけて、
思い込んで
いるだけで、
実際の「世界」は
変化し続けている。
この世の現実は
映し出された
現象(映像)に
過ぎない。
・・・ということが
よくわかる。
それは常に
揺らめいている。
一瞬として
安定しない。
固定されない。
ゆらゆらと
変化を続け、
独特の
波長を放ち、
儚く、脆く、
幻影的だ。
まるで夢の
ように。
・・・ということが、
真剣に「世界」を
感じ続ければ続けるほど
わかってくる。
「日常」とは
いったい何だろうか?
と
思わず問いたく
なる。
そしてその
「世界」の揺らめきの
中で、
私達自身も
揺らめいている。
一つとして
固定化されたものなど
なかったのだ。
それらを体感すると、
その一瞬、
今この一瞬、
この一瞬にしか
存在しない
今。
その希少性を
肌でわかりながら、
「今」だからこその
発想が
浮かぶようになる。
そしていわゆる
「毎日が刺激的」
となるわけだ。
私達は実は
そういった「世界」に
住んでいるんだよ。
つづく