有限の中の無限

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広い空間に
一人、

胡座を
かいている。

周りには
何もなく、

ただ白く
輝く空間が
果てしなく
広がっている。

周りには
何もないという
この感覚が
一般的には
不安を醸し出すのだが、

その不安を
含めての
言いようのない
独特な感覚を
味わっている。

無限の広がり

一つになる。

無限、
なのに
一つになれる。

私自身が
無限となる。

そうなって
初めて、
あぁ、人は
無限なり、

などと
思えるのだ。

本来は
無限の存在。

それが
この
有限の世界に
いる。

無限が有限の
中に入るなど、
普通では
考えられないことを
私達は
している。

疲れるのは
当たり前だろう。

不安になるのも
当たり前だろう。

限りない
ことの
安心よ。

限りない
ことの
安定よ。

せめて
願いのみ
くらいは、

無限のままで
いたい。

私達は
有限の世界を
壊そうとしている
わけではない。

無限と有限の
転換により、
まったく新たな
世界を
創り出そうと
しているんだ。

あなたは
無限だよ。
でも
有限の世界に
いるんだ。

・・・この真実を
伝え続けるのが
私のやってきた
こと。

と、
やっと気づいたよ。

つづく

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