頼みます。
と
言われても、
それに
応えられる
時と
応えられない
時が
ある。
基本、
その人自身が
真本音で
望んでいないことを
頼まれたら、
応えることは
できない。
どれだけ
強く
お願いされようとも。
頑なになっている
わけではない。
体が
動かないのだ。
「わかりました」
の
「わ」の字も、
「いいですよ」
の
「い」の字も、
決して私の
口からは
出てこない。
時には
まったくの
無表情になることも
ある。
だからそんな時は
怖いだろう。
時々、私は
私自身でさえも
私のことが
怖くなる。
人には
人情というものが
ある。
だから
ちょっとくらい
妥協して、
真本音だー
反応本音だー
なんてことは
言わずに
対応しても良いだろう、
と
顕在意識では
思うのだよ。
だけど
ダメ。
やはり
ダメ。
私は
人をサポートさせて
いただくことを
生業としている。
たとえそれが
仕事で
なかったとしても、
それを使命として
生きている。
そう
決め切っている
私が、
その人の
真本音が
望んでいないことに
手を貸すことは
ない。
その代わり、
真本音で
進む、
特に
未知の領域に
進もうとする
人には、
その人の
真本音が
望むだけ、
私は
それにお応えしたい。
たとえ
命が尽きる
ことになっても。
・・・と
言うと、
大袈裟に
聞こえるかい?
実はそうでも
ないんだな。
それだけ
とことん
やってしまう。
極端な人間だな
と
私自身が
呆れているよ。
つづく