ゆっくりと
動いていく。
土台が。
大地
そのものが。
ゆっくりだが
インパクトは
大き過ぎる。
大地そのものが
動くのだからね。
世界が
根底から変わる
ということだ。
表面だけが
激しく動く
よりも、
数千倍も
キツいことだ。
怖いことだ。
しかしもう
止まらない。
それが
自然の摂理
だからね。
その
動く大地に
乗っかっている
我々はもう、
右往左往しても
意味がない。
大地が
動いているんだ。
我々はもう
開き直ろう。
泰然自若として
すべてを
受け入れよう。
ただし、
やることは
やるぜ。
大地が動こうが、
槍が降ろうが、
やることは
やるぜ。
そんな
仲間達。
強いな。
大地よりも
強いのか?
人というのは
凄いな。
人の意志は。
同じ方向を
向く。
目的を
決める。
一緒に行くと
決める。
完全に
決める。
同じ人間だが
所詮は
他人だ。
自分以外の
存在だ。
しかし
だからこそ
だ。
だからこそ
こんなにも
一つになれるんだ。
異なる存在
としての
私達。
それが
「決める」と
こんなに
揺るがない。
弱いはずの
人間の
強み。
本来の
強み。
つづく