やりたいことがビジョンではない

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「やりたいことを
やればいい」

・・・と、
言われ過ぎでは
ないか。

最近の
世の中は。

だから
安易な方向に
進んでしまう。

自分が
本当は
何をやりたいと
思っているか?


自分で
知らぬまま。

本当は
今ここで
立ち向かわねば
ならない
現実がある。

それを
乗り越えてこそ
その後に、

自分の本当に
やりたいこと

が、
観えてくるのに。

目の前の
現実から
逃げる口実として、
やりたいことを
設定し、

「私は本当は
これをやりたかったんだ!」


自己満足の答えを
出し、
そちらに進んで
しまう。

私の表現で
言えば、

その時たまたま
湧き起こった
反応本音「のみ」に
従う道だ、
それは。

その道は
年齢と共に
どんどん狭まる。

どんどん
自分を
失っていく。

「ビジョン」
という言葉も
安易に使われ
過ぎだ。

「ビジョン」とは
そんなに簡単に
見つかるものでは
ない。

「私のやりたいこと」

ビジョンではない。

真のビジョンとは

やりたいこと

すべきこと

の一致点にこそ
存在する。

本当に
世の中にとって
これから必要なことは
何か?

本当に
人にとって
これから必要なことは
何か?

範囲や規模の大小
ではなく、

自分の等身大の
視野で、

自分の置かれた
この「現実」
もしくは
「環境」への
眼差しを持ち、

本当に
すべきことは何か?

見つける。

「現実」「環境」
に対して、
私は何を
すべきか?

何をするために
私はここに
生まれて来たか?

その眼差しが
基本であり、

そこを本当に
真剣に考えながら
進むからこそ、

「そうか、私は
本当はこれを
やりたかったんだ!」

が、
見つかる。

それが
「真のビジョン」
だ。

すべきことで
やりたくないことは
もう
するな。

やりたいけど
すべきことでは
ないことも
もう
するな。

一致点のみを
探そう。

とことん
探求しよう。

そこに
あなたの
存在意義が
あるのだから。

つづく

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