今、
ここに
いるのだが、
本当は
もっと
上空にいる。
高いところ
から
ここを
見降ろして
いる。
本当は
そこに
いる。
だから
短時間だが、
本当の場所に
戻ろう。
感じている
ことが
あるはずだ。
そろそろ
あの
気づきの
タイミングだ。
潮流の
変わる時。
一気にそれを
ここから
始める時。
だが、
仮の場所では
わからない。
本当の場所
から
世界を
眺めなければ、
現在地すら
満足に
把握できないのだ。
狭い世界
だ。
狭い
というのは
視界が狭い
ということだ。
私達は
わざわざ
この
視界の狭さの
中に
埋没している。
あえて
そこで
自分が
どう
生きるか?
それを
試し続けて
いる。
もがく
自分。
あがく
自分。
その
もがき方
あがき方
を
じっと
自ら観察し、
ある瞬間に
完了感
を得る。
そして
本当の場所を
取り戻す。
取り戻しても
ずっとそこに
いられるわけ
ではない。
時々、
肝心な時に
だけ
一瞬、
戻れる。
ずっと
息のできない
状態でいて、
一瞬だけ
一呼吸だけ
できたかの
ように。
でも
その一呼吸が
大事だ。
それさえ
あれば
確実に
自分の
方向は
わかる
んだ。
つづく