特訓の完了

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まるで
バットで球を
打ち込んでいる
ように、

激しい衝撃と
打撃音と
火花が散る。

ノックを
しているのか?

何かの
特訓か?

打ち込むのと
同時に
電撃も走る。

全身が
痺れて
動けなくなる。

それでも
続け、

その中でも
自由に動けるように
何度も何度も
自分を追い込む。

激しい
特訓だ。

この2ヶ月。

ずっと
これを
やり続けた。
一日、24時間。

私は私の
開放度を
どうしても
高めねば
ならなかった。

だから
現実(現象)レベルの
私自身が
立てなくなるほど、

呼吸も
できなくなるほど、

特訓を
続けた。

ホントに
私は
私自身に対しては
容赦がない。

これくらい
人にも
厳しく当たれば
いいのに、

ため息をつく。

これで
死んでしまう
なら、
それまでの
ことよ。

と、
どこかで
開き直っている。

おいおい、
本当に
死んでしまうぞ、

自分にツッコミを
入れる。

しかしそれでも
そんな言葉を
私は無視して、

ただ
淡々と
冷徹に自分を
追い込み続ける。

長い2ヶ月。

いやぁ、
今回はかなり
辛かった。

正直、
もうダメかな
とも思った。

が、
ようやく
やり切った。

これで私は
これまでの
何十倍も

エネルギーを
開放できる。

これまで
できなかった
ことも
できるように
なる。

さぁ、やっと
ここからだ。

つづく

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