委ねるとは

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風が
吹いている
のだが、

あまりに
強過ぎて
立って
いられない。

踏ん張る。

やはり
立って
いられない。

飛ばされる。

簡単に
飛んでいく。

私の体は
こんなに
軽かったのか、
というくらいに。

で、
着地した。

良い場所だ。

こんなこと
なら、
踏ん張るんじゃ
なかった。

最初から
素直に
飛ばされて
おけば。

委ねる
生き方。

それが
できるようで
できない。

そりゃ
そうだ。

一番
いけないのは

中途半端に
委ねること
だ。

本当に
委ねるとは、
本当に
諦めるとこから
スタートだ。

諦めきれない
のなら、

必死に
踏ん張れ。

委ねたふり
だけは
すんな。

つづく

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