過去と未来が
うねりながら
混ざり合って
いる。
過去なのか
未来なのか
よく
わからなく
なる。
あるのは
ただ、
思い出す
感覚
のみ。
私は、
思い出すことを
そのままに
その
事実のままに
「ここ」で
実践する。
思い出さない
ことは
実践しない。
未来を創る
という
印象も感覚も
そこには
ない。
ただ、
事実通りに
実在通りに
そのまま
素直に。
それだけ
だ。
それは
デジャヴに
近いものかも
しれないが、
デジャヴ
よりももっと
自然だ。
もっと
当たり前だ。
かといって
道は
見えない。
予測も
できない。
そんなことは
関係ない。
全く別の
ところでの
話だ。
ゆっくり
混ざり合い、
時折
凄いスピード
で
撹拌される。
まるで一つの
料理を
作っている
みたいに。
人生とは
そういうもの
かもしれない。
料理、
というよりも
作品、
かな。
どのような
作品を
作れば良いかは、
もう
よくわかっている。
それは
私だけではない。
皆、
同じだ。
よ〜く
わかっている。
だから
思い出せる。
今、は
全作品の中の
一点。
この一点を
どこにどう
置くか?
もともと
決めていた作品を
そのまま
素直に現せば
いい。
無理に
奇抜に
変えようと
するな。
それを
我欲と言うんだ。
我欲は
もちろん大事。
でも、
我欲だけでは
結局は
良い作品にならない。
自分が
後悔するだけ。
決めた作品を
「ここ」で
ちゃんと作る。
それができる
からこそ、
次の作品に
移れるんだ。
つづく