ずれてるな、
この人とは、
と
思っても、
そのずれは
どのレベルの
ものだろうか?
という
視点を
大事にする。
根底が
ずれているのか?
表面が
ずれているだけか?
根底の
繋がりが深い
が故に、
表面が
ずれるということは
よくある。
その場合は、
本質的には
ずれている、というより
ずらしている、というのが
近い。
表面をずらす
ことによる
調和。
不調和に見える
調和。
それを
創り出している。
表面のずれ
は
必要だ。
むしろ
完全にずれが
なくなるのは、
退化・衰退への
始まりだ。
必ずどこかに
ずれを
生じさせ、
そのずれが
次の進化を
生む。
だから、
根底の繋がりが
深い人ほど、
表面のずらし
を
あえて大きくする
こともある。
だから、
繋がっているはずの
この人なのに、
と
心配することは
ない。
むしろ、
そのずれを
楽しむくらいが
ちょうどいい。
つづく