芽が出れば、
それを
伸ばせばいい、
という
単純なことでは
ない。
育てては
ならない
芽は、ある。
芽を
見つければ、
誰だって
育てたくなる。
育てれば
育てるほど
愛着が湧く。
そして
その芽に
執着を始める。
本当は、
執着を
呼び覚ます
芽であれば、
育てない
方がいい。
本当は、
芽は常に
無数に
生えては
消えていく。
多くを
気づかない
だけなのだ。
必要
なのは、
芽に
気づくことと、
芽を
選別すること。
どちらも
難しいこと
だが。
・・・・・・
人のこと
の方が、
まだよく
観える。
じっと
観察さえすれば
わかることは
多い。
一つ
発芽すれば、
必ず、
その人の
まずは
目が、
変わる。
目の光が
深まる。
輝きが増す。
よく
観ていれば
わかる。
あぁ何か
発芽したな、
と
直観する。
直観したら
より丁寧に
観察をする。
そして
その人の
言動の変化と
目の輝きが
どれだけ
連動しているか?
を
注視する。
目の輝く
瞬間と、
行動の変化が
一致すれば
するほど、
その芽は
その人にとって
必要なものだ。
しかし
多くは、ここで
ズレるのだ。
行動は
変化したが、
目の輝きとは
タイミングが
ズレる。
その場合は、
その芽は、
徐々に
執着を生み出して
いく。
その芽は
育てては
ならない。
・・・・・・
人を観察
することで、
自分自身を
観察する目が
養われる。
自分の観察は
難易度が
高い。
が、
できないことは
ない。
毎日、
人をしっかり
観察し、
そして
自分も
観察しよう。
まずは
自分の目を
よく
観るようにしよう。
目の状態を
常に
チェックする。
以前の私は
これをするために、
どんな時も
いつも
手鏡を持っていた。
そして
コーチングの
合間に必ず、
自分の目を
チェックしていた。
すると
自分の目の観察を
通じて、
自己把握が
できやすくなった。
もちろん
完璧ではないが。
皆さんにも
お奨めする。
自己観察力を
高めて、
自分の芽は
自分で選別し、
育てよう。
つづく