孤独から脱け出るには

LINEで送る
Pocket

孤独を
感じなくなってから
もうどれくらい
経っただろうか。

もう15年くらい
経っているかも
しれない。

逆に言えば、
それ以前の
私は
ずっと
孤独だった。

結局、
私のことを
本当に理解
してくれる人など
いないのだ、
という中で
ずっと生きてきた。

物心ついた
時から。

そしてその
孤独感を
誤魔化すための
人生であり、

孤独感から
逃げ続けるための
人生だった
気がする。

それが
15年前に
消えた。

誰かに
出会ったから
とか
良い仲間が
できたから
とか、

そういった
ことではない。

フッと
消えたのだ。

状況は
何も変わって
いないのに。

原因は
よくわかって
いる。

意識の次元が
上がった
からだ。

現実的には
たった一人で
いたとしても、

世界と
繋がっている

という感覚

当たり前のように
感じ取れるように
なったのだ。

世界と
繋がっている
ということは、
自分以外の
全ての人達と
繋がっている
ということだ。

理屈では
ない。

それが
当たり前の
感覚として
くるのだ。

最初は
心の状態が
良い時に
その感覚を
得ていたのだが、

そのうちに
一日24時間、
どんな時も
感じ続け、

肌が空気に
触れ続けているのと
同じくらいに、
それが
普通の感覚と
なった。

だからもし
たとえ
現実レベルで
本当に
一人になってしまった
としても、

この感覚は
失われないので、
きっともう
私は孤独を
感じることは
ないのだと思う。

それは
満ちている感覚
と言っていい。

心が
満たされている。

だから
どれだけ心が
揺れ動いても、

どこかいつも
ゆとりがある、
という
状態になれた。

当然のこと
ながら、

これは私特有の
ことではない。

本来は
あらゆる人が
この感覚を
得ながら生きる、
というのが
自然だ。

普通だ。

その、普通が
忘れ去られている
のが
今のこの世の中。

ここを私は
変えたい。

変えたい、
などと言えば
傲慢に聞こえる
かもしれない。

でも最近は、
傲慢でもいい、

思うようになった。

普通の状態
まで
引っ張り上げる。

引っ張り上げた
ところで、

その状態で、

未来について
語り合い、
共に願いを
実現し合って
行きたいのだ。

私がこの
15年間、
ずっとやり続けて
いるのは
そういうことだ。

つづく

コメントを残す

*