ようやく出会えた

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気持ちを
そっちに全部
持ってかれた。

目が離せない
とは
このことか。

一挙手一投足

輝いている。

2段階くらい
一気に
脱皮したの
だろうか。

そうとでも
考えないと、

その人の
変貌ぶりを
説明できない。

・・・・・・

私は特に
何もしていない、

その人
には。

きっと
自力で
突破したの
だろう。

並大抵では
ない
大きな壁を。

本人に
どれだけ
自覚が
あるのか?

わからないが
とにかく
輝いている。

・・・・・・

人間の凄み
とは、

このように
どこまで行っても
予測不可能な
成長を
遂げるところだ。

その度に
思うのだ。

手に負えない
と。

人間は
手に負えない。

・・・・・・

大きな波と
うねりが

向こうから
襲いかかって
くる。

普通であれば
それには
呑み込まれる
しかない。

が、
毅然と
立つ。

揺るがずに
その波と
対峙する。

一瞬後、
波は
幻となって
消えた。

・・・・・・

人のパワーは
間違いなく
現実を
変える。

圧倒的存在感の
ある現象も

幻に
してしまう。

どう動くか、
どう振る舞うか、
よりも

どう在るか

によって
それは
成される。

何者として
ここに
在るか?

だ。

・・・・・・

その人は
きっと

それほどの
自覚は
ないままに、

自分は本来、
何者として
ここに在るか?


会得した
のだろう。

もはや
昨日、

・・・いや
さっきまでとは
別人だ。

・・・いや、
私はようやく
その人と
今、

出会えた
のだ。

つづく

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