あなた自身がまだ
一度も見たことのない
あなたに備わっている
見えない力は
何だと思いますか?
そんな風に
問われても、
見えない力なので
見えるはずは
ないですよね。
でも、
どうでしょう。
上記の問いを
とても純粋な心で、
自分自身に
投げてみると・・・。
自分でも
まったく予想もしない
答えが
心の奥の方から
浮かんできませんか?
セルフコーチングの
基本とは、
「自分ではもう
答えはわかりきっている
と思っていることに関する
問いを、
純粋に自分自身に
投げてみる」
というところにあります。
そして、
純粋に投げた後は、
純粋に
「待つ」
のです。
何らかの答えが
浮かび上がって
来るのを。
いやいやいや、
答えはわかってるから。
・・・とは
思わないでください。
頭の中で答えを
考えるのと、
純粋に自分に問い、
純粋に答えを待つ
のは、
本質的にまったく異なる
行為なのです。
喩えて言えば、
地面に立って
そこから見える景色を
見るのと、
スカイツリーの展望台に
登って、
そこから景色を眺める
くらいの違いが
あるのです。
同じ東京にいても、
まったく見える景色も
視野の広さも
視点の角度も
異なるのです。
・・・・・・
いつも申し上げる
ことですが、
私達の心は
宇宙のように
広くて深い
です。
ここまでの人生で
見えるようになった
自分の心を
自分のすべてだと
思い込むのは
あまりにもったいないです。
もったいない、
というよりも、
そんな思い込みは
あまりに愚かです。
自分の素晴らしさを
本当の意味で
知っている人など
一人もいません。
そんな人と
出会ったことは
ありません。
私も含めて、
恐らく一人もいないのだと
思います。
それが私達
人間の特性の一つです。
自分自身が
未開拓。
自分自身が
未知の世界。
それが
私達人間です。
自分のことは
自分が一番
わかっている。
・・・これこそが、
傲慢さの根幹に
来るものです。
・・・・・・
例えば。
あなたの
人生の目的は
何ですか?
と問われて、
明確に答えられる人が
何人いるでしょうか。
しかし、
人生の目的は
すべての人が
持っています。
自分の胸の内に
大切に大切に
抱いています。
人生の目的を
持っていない人は
一人もいません。
それが
真実です。
しかし、
であるにも関わらず、
その最も重要な問いにさえ
答えられる人は
ほとんどいない。
私達は
自分のことを
知らなさ過ぎです。
・・・・・・
私は
企業サポートに入る場合、
必ずその第一日目に
ある研修を行ないます。
それは、
真本音と反応本音の
概念をお伝えする
研修です。
そして、
それぞれの方の
真本音のキーワードを
掘り起こすセッションを
します。
そのために
丸一日を使って
自分自身と向き合う
ことをします。
23問の問いを
私は皆さんに投げます。
問いを受けながら
自分と向き合い、
そして自身の
真本音のキーワードを
言語化します。
それにより、
ほとんどの皆さんの
真本音度合いが
大きくアップするのですが、
多くの方が
研修後に
おっしゃるのです。
「こんなに自分と
向き合ったことは
ありませんでした」
と。
丸一日と言っても、
研修時間はだいたい、
6時間とか7時間
です。
そのうち、
セッションの時間は
半分くらいです。
多くても
3分の2くらいです。
つまりは
多めに見ても、
4時間くらい。
たった4時間。
それだけで、
「こんなに自分と
向き合ったことは
なかった」
となりますし、
「自分の中に
こんな想いがあるとは
思いもしませんでした」
となります。
いったいこれまで
何年、
何十年、
生きてきたのでしょうか。
その中の
たったの4時間。
それだけで
人生が根本的に
変わってしまう
気づきを得る
人もいるのです。
いやいやいや。
研修の場だけではなく、
普段からもっと
自分と向き合い続けましょうよ、
というのが、
私の皆さんに対する
本音です。
自分と充分に
向き合わずに
人生を生きる。
・・・なんと
もったいなく、
愚かなことか。
そんなの本当に
自分の人生なのか?
とさえ
思います。
まぁ、
以前の私も
人のことはまったく
言えないのですが。
・・・・・・
最近、
ブログの内容が
セルフコーチングっぽく
なってきましたね。
という声を
いただきます。
特に意図している
わけではないのですが、
そんな方向に
なっていますね。
恐らくですが、
今の世の中の潮流は
「セルフコーチング」
を求めています。
自分としっかりと
向き合いながら
人生を進める、
という方向に。
そんな潮流を
私は恐らく
感じています。
ということは、
今後のこのブログも
ますます
セルフコーチング系の
内容が
多くなるのかな?
と同時に、
セルフコーチング系の
講座やセミナーも
これからは
増やしていこうかな、
と考え始めています。
どうせなら、
これまでにない
新しい講座を
生み出したいですね。
つづく