
地面が
なくなれば、
落下するしか
ない。
落下するしか
ないのなら、
落下すれば
いい。
そこに
抗っても
無駄だろう。
バタバタ
しても
疲れるだけだ。
どうせ
落下するなら、
できるだけ
気持ちよく
落下したいものだ。
・・・・・・
何を
諦めて、
何を
諦めては
ならないか?
この区別を
つけることこそ、
真剣さ
の基本だ。
ありとあらゆる
ことに対して
「諦めたくない!」
と
バタバタするのは、
ただの
執着だ。
執着は
不調和しか
生み出さない。
私のサポートの
基本の一つは、
ここだ。
諦めるべき
ことを
しっかり特定し、
それを
完全に
諦める。
そのための
サポート。
完全に
諦めることが
できれば、
逆に
エネルギーが
湧いてくる。
そして
諦めては
ならないものに
立ち向かっていく。
諦めるべきを
諦めたからこそ
湧いてくる
エネルギーがある。
これは、
マネジメントの
基本でもある。
・・・・・・
まずは
自己マネジメントが
できる自分に
なること。
それができれば、
組織のマネジメントも
できるようになる。
逆に言えば、
自己マネジメント
できない人が
組織マネジメントを
すれば、
組織はおかしく
なる。
自己マネジメントを
する気持ちの
ない人には、
組織マネジメントを
させては
ダメだ。
これは
極端な話ではない。
道理だ。
・・・・・・
何を
諦めるべきか?
は、
人によって
違ってくる。
だからこそ
組織が
必要だ。
ちゃんと
諦めるべきを
諦めている人同士が
組めば、
そこには必ず
シナジーが
生まれる。
「諦める」
を
「手放す」
と
表現し直しても
よいが、
ここから
特に必要なのは、
「手放す」
レベルでは
ちょっと足りない。
完全に
「諦める」
くらいの覚悟が
必要だ。
・・・・・・
あえて
「諦め力」
とでも
名付けたいくらいだ。
ここからは
皆、
「諦め力」
を
身につける必要が
ある。
「諦め力」の
ある人は、
自動的に
「立ち向かう力」も
ついてくる。
諦めるべきを
諦め、
立ち向かうべきに
本当に
立ち向かう。
これこそ、
自律・自立だな。
つづく