あなたも来たか

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大輪の花が
咲くのは
わかっている。

わかっては
いるが、
その道のりが
わからない。

結果はよく
わかるし、
そうなる確信も
ある。

が、
道のりが
全くわからない
のだ。

完全に
自分の範疇を
超えているのだな、
と思う。

これまでの
経験など、
何の役にも
立たない。

これまで培った
能力では
全く歯が
立たない。

ということは
わかる。

だから余計に
どうすれば良いか?
何から
始めれば良いか?

見当が
つかない。

ところが、
そうなってしまう
ことは
最初から
想定済みで、

そこで
茫然と佇むだけに
なる自分も
想定済み。

むしろ
予定通りだ、

思えてしまう。

こういった状況に
入るからこそ
開く道がある、
という確信が
くる。

確信は
確信なので、
そう
信じきれて
しまう。
無理にそうして
いるわけでは
ない。

いったい
私は何という
人生を
選んでしまったのか、

やはり茫然と
しながら、

で、同様に
そんな自分を
予定通り

観つめている。

この感覚と
全く同じことを、
あるクライアントさんが
突如として
語り出した。

これはいったい、
どういうこと
でしょう?
と。

私は
ニンマリした。
思わず。

そりゃ
そうでしょう。

あなたも
その道に
入っちゃったね、
ついに、
と。

この人は
きっと
来るだろうな、

出会った瞬間から
思っていたが、

あれから
2年。

本当に
来たね。

どうしようかね?

つづく

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