
芽が出た
と
思ったら、
溶けて
しまう。
また出た
と
思ったら、
また
すぐに溶けて
しまう。
何度繰り返しても
溶ける。
消える。
そのうちに、
芽が見つかっても
何も期待しなく
なった。
ところが、
期待しなく
なった途端に、
芽は
伸び始める
ようになった。
なんでだよ!
と
しばらくは
怒りまくったが、
これこそ
自然の摂理
だろう。
「期待」
からは
何も生まれない。
「期待」
は、物事の
本質を
むしろ歪めてしまう。
つくづく
そのように実感した
私は、
自分の中から
あらゆる「期待」を
手放した。
もちろん、
人間なので
都度都度
「期待」は
発生する。
発生するが、
その都度
丁寧に
手放す。
その「期待」に
左右されない
自分で
あろうと
し続ける。
これをしてから
だ。
本当に物事が
調和し始めた
のは。
きっと、
「期待」という
思惑を持つことで、
何かのバランスが
崩れるんだ。
シュッと
普通に立っていれば
スムーズに進む
ことが、
バランスが崩れる
ことで、
どこかに要らぬ
力が入り、
その力みが
不自然な波長を
生み出す。
その波長は
「現実」に
ダイレクトに
影響を与える。
物事が
上手くいきかければ
どうしても
「期待」は
生まれる。
「期待」が
発生すること自体を
止めることは
できない。
というか、
それはしない方が
いい。
不自然だから。
しかし
それらの「期待」は
丁寧に
手放す。
自分から
ちょっと遠いところに
置いておく。
「期待」があるなぁ、
と
眺めていられる
くらいが
ちょうど良い。
そうすれば、
「期待」に取り込まれる
ことはない。
あとは
肩の力を
抜いて
ただ淡々と、
物事を進めれば
いい。
「期待」通りに
いかないことで
怒りまくることは
もっとよくない。
「期待」から
もっと自由に
なろう。
今後、特に
重要なこと。
つづく