それは可能性の蕾だ

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蕾(つぼみ)のうちに
枯れてしまうものは
あまりに
多い。

せめて
ほんの少しでも
花が咲き、

せめて
その片鱗くらいは
実感できれば
次に
繋がるのに。

蕾のうちは、
その価値に
気づかない。

最も
気づかない
のは、
そのご本人だ。

大抵の場合、
その蕾を
潰すのは
本人だ。

無意識に
潰すことも
あるし、

意識的意図的に
こんなものは
必要ない!

潰してしまう
ことも。

なぜなら
多くの場合、

蕾を自覚すると、
その本人は
それを

嫌いだ!


認識してしまう
から。

こんな個性
嫌いだ。

こんな力は
嫌いだ。

こんな特質は
嫌いだ。

・・・と、
自分にとって
拒絶したくなるもの
にこそ、

実はその人の
本当の花を
咲かせるもと
となるものが
ある。

だから
よくアドバイス
することになる。

自分の
嫌いなところに
こそ、
しっかり
目を向けよう、
と。

自分の
嫌いなところと
向き合おう、
と。

目を
逸らしていても、
嫌いなものは
嫌いだ。

反対に
よく観察すれば
印象が変わる
かもしれない。

みにくいアヒルの子
は、
美しい白鳥に
成長した。

同じことが
私達にも
言えるんだ。

つづく

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