
荒れた海の
中に
あっても、
心は
平静。
いや、
正確に言えば、
心は
揺れ動き続けるが、
その中心は
平静。
中心のその
安定ぶりを
自覚することで、
結果として、
心も
平静になる。
喜ぶ時は、
思いっきり
喜べばいい。
心を
揺らしたい
時は
揺らせばいい。
ただ、
今はこの
心の動きと
少し距離を
置きたい、
という場合は
それが
できるといい。
心の揺れは
そのままに、
でも
それを少し
離れたところから
観察できる
自分に。
そうすれば、
世の中の
荒れ具合には
左右されない。
何度も
書かせていただいた
ことだが、
世の中も
同様に、
表面が
荒れているが、
その中心は
至って平静だ。
むしろ
そのエネルギーは
高まり、
安定度も
格段に高まり
続けている。
自分自身の
平静さを
取り戻せば、
世の中の
平静さも
感知できる。
すると、
世の中の
中心と
自分自身の
中心が
共鳴を始める。
共振を
始める。
その中で、
自分自身の
次の一歩を
平静に
選択することが
できる。
その連続が、
この
荒れた現実の
道を開く。
もう、
これしか
ない。
私達が
進む方法は。
さて、
その中で
今また
一つの問いが
浮上して
きている。
『一つ、
これまでの自分の
何かを
強く否定し、
一つ、
これまでの自分の
何かを
強く肯定しよう。
その結果、
次の私は
何を変化させれば
良いだろうか?』
世の中の
中心と
共鳴するためにも、
今の私達は
この問いと
向き合おう。
つづく