
月が
浮かんでいる。
鏡のような
水面の
上に。
この光景が
眼前に
現れる時は、
大体は、
大きな
一仕事が
完了した時だ。
ほんの
隙間の
安らぎ、
かもしれないが、
しかしその
月は
私を心底
癒してくれる。
月は
何も言わないが、
それでも
これ以上ない
くらいの
見守り
を
してくれている。
私は月に
語りかける。
今回も
大変だったが、
今回も
やり切れたよ。
私の命は
私の予定
している通りまで
ちゃんと
持つだろうか。
とにかく
その日まで
持ってくれれば
いい。
それだけが
願いだな。
月は何も
言わないが、
何となくだが、
大丈夫だよ
と
微笑んで
くれたように
感じる。
まぁ、
いつもの
ことだが。
つづく