強引にでもやるよ

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雨粒が
ポタポタと
落ちてきたと
思ったら、

その
一粒一粒が
花になって
咲いた。

しかも
同じ花は
一つもない。

一気に
世界は
彩られた。

本来は
これが
人の社会なの
だろう。

が、
みんな
個性のない
雨粒のように
なっている。

もっともっと
花を
咲かせよう。

もちろん
それは
自らの意志に
よって、
だが、

自力では
なかなか
いけない
世の中だ。

サポート
だけでも
もはや
難しい。

ヘルプが
必要なんだ。

ヘルプの
一つは

強く押す

こと。

二の足を
踏んでいる
その人を

後ろから
思いっきり
突き飛ばす。

もしくは、

前から
思いっきり
引く。

そうでも
しなきゃ
動けないのだ。

そんな人が
増えて
しまっている。

その人らしさ

開花するには、

とにかく
その人の
道を
その人が
歩かねば、

進まねば
ならない。

実在の
その人が
進んでいるならば、

現象の
その人も
進まねばならない。

不一致を
これ以上
起こさせては
ならない。

そのためにも
私は
これまで以上に
雨粒に
深く関わって
いくだろう。

強引に
でも
開花させる
くらいに。

つづく

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