迷った時は、
海の底に
潜る。
最も深い
場所へ。
ある意味、
全てを
遮断している
ようで、
しかし実は、
全てと
繋がっている
という
状態に。
そして、
何も見えなく
なる
ことで、
全てが
観えるように
なる。
全てと
繋がることで
余分なもの
が
わかるように
なる。
余分を
全て排除して、
その上で、
ただただ
シンプルに
考える。
すると
答えは
自ずと出る。
しかも
それは、
最初から
ここにあった
のだと
わかる。
そう。
答えは
最初から
共にいる。
・・・・・・
海の底で
見出した
答えは、
必ず
実行する
と
決めている。
どれだけ
心が
躊躇しても。
そう思うと、
私は
自分の心に
対して
厳し過ぎるな、
と
思うことも
ある。
が、
私の心の
ペースに
合わせていると、
何も
進まない。
だから
心を置き去り
にしてでも
進む。
私の心は
たまったもの
ではない。
必死に
ついて行こうと
する。
・・・・・・
心を失っても
進もうと
していると、
そのうちに、
心は
何だかんだと
ついて来れる
ようになる。
昔は
海に入るのを
私の心は
とても
怖がったが、
今は
そうでも
なくなった。
もちろん
今でも
望んでいるわけ
ではないのだが。
・・・・・・
海の底で
観えてくる
ものを、
私は
しっかりと
私の心に
見せる。
心は時々、
泣き叫ぶ。
だが、
見せる。
その
繰り返し。
で、
だんだん
強くなる。
・・・・・・
ある時に、
私の心は
私の心である
という事実を
あきらめた。
あきらめて
その事実を
初めて
受け入れようと
した。
おぉだいぶ
強くなったな、
と
私の心を
褒めてやる。
褒めたら
逆に
ビビってやがる。
全く
小心者だぜ。
つづく