問題が
本当はここに
あっても、
それが
ないかのような
フリをしたり、
大丈夫だ、
と
自分自身に
説得したり。
そのように
ごまかし
ごまかし
進むことが
いかに危険な
ことか。
それを
これからの時代、
私達は
思い知る経験を
積むのか。
一つ
ごまかせば、
一つ以上、
本来
すべき必要の
ない動きを
とることになる。
その余分な
一つ一つの
積み重ねが、
世界レベルの
不調和を
生み出し続けて
きた。
そう簡単には
修正できない
歪が
そこかしこに
出来上がって
しまった。
だが、
それでも、
私達は
そんな私達を
直して
行かねば
なるまい。
治療しても
治療しても
傷は深まる
だけかも
しれない。
健康体に
戻ることは
あるのか?
戻れる
はずがない、
と
思うばかり。
しかし
それでも
やらねば
ならない。
・・・・・・
希望の光は
ある。
確かに
ある。
だが、
小さい。
まだ
微かな灯火
くらいだ。
それを
もう
12年、ずっと
着実に着実に
じっくり
ゆっくりと
育ててきた。
本当に
まだ小さいんだ。
しかし光は、
ここにきて
一気に自分を
開放しようという
意志を見せた。
まだ無茶
だよな。
・・・と
思うよ。
せめて
20年くらいは
着実に育て、
土台や土壌を
創り、
その上で
開放させて
やりたかった。
が、
もう、
時間がなさそうだ。
急がねば、
間に合わない。
だから、
光に
真実の風を
一気に
吹き込ませることに
した。
今日、
そう
決めたんだ。
これは
治療だ。
もう、
サポート
などという
段階ではない。
早く
治療せねば、
私達は
戻れなくなる。
私の命が
永遠にあれば、
やれることも
たくさん
あるだろう。
が、
残念ながら
寿命は
限られている。
だから、
引き継ぐしか
ない。
人とは
本来、
引き継ぐもの。
人から人へと
引き継ぎながら、
永遠を
創り出すもの。
永遠の
進化を。
つづく