木々が
枯れた。
荒野に
なった。
人が
生きられる
気配は
ない。
こんな場所
を
進まなければ
ならないのか。
・・・・・・
木々を
枯らしたもの
は、
人々の
気持ちと
振る舞い。
だが、
人々は
自分達こそ
被害者だと
言い張って
いる。
思い込んで
いる。
・・・・・・
すべては
人
が、
起源だ。
人は
被害者では
ない。
人は、
自分以外の
何かのせいに
する。
すぐに。
自分は
小っぽけな
存在だ、
と。
しかし
人の大きさ
と
影響力は、
人が
思っている
より
遥かに
大きい。
・・・・・・
全部、
自分に
返ってきている
だけ。
そのように
自覚し、
それを
本気で
受け入れた
者から、
脱け出せ
るんだ。
この荒野の
世界から。
荒野の世界
に
落とされた
のではない。
自分が
創ったんだ。
この
世界を。
つづく