今回も
本当にスレスレ
だった。
表面張力で
なんとか
こぼれずにいる、
なんて
レベルではない。
普通、
こぼれるだろ、
溢れるだろ、
どう見ても
と
ツッコミを
入れたくなる
くらい、
奇跡的に
スレスレだった。
・・・・・・
実在の
その人は
ありがとう
ございます!
と
感謝の念を
伝えてくれるが、
終わった
今でも
冷や汗をかく。
人にはね、
受け取れる
容量
というものが
ある。
受け入れる
限界
というものが
ある。
どう贔屓目に
見ても、
それ
越えてただろ。
なんで
無事なんだ?
・・・・・・
最近、
こういったことが
急激に
増えた。
奇跡、
というよりも
反則技、
という言葉が
浮かぶ。
本当に私は
やっていい
範囲内で
やれている
のか?
だが一方で、
こうでも
しなければ
間に合わんだろ、
という
自分もいる。
・・・・・・
人は
自分のことは
わからない。
その人も、
自分がまさか
そこまで
限界スレスレ
だったとは
思いもよらない
だろう。
こういうことが
わかるように
なってしまうと、
きっと
人は
生きていけなく
なる。
恐ろしくて
恐ろしくて
一歩も
進めなくなる
だろう。
私だって
人だ。
こえーよ、
本当に。
・・・・・・
もしこれを
反則技だと
言うのなら、
この反則技が
常態化して
いくのだろうな。
としたら
もう
これは反則技
ではなく
通常技に
なるのだろうか。
恐ろしい道に
向かっている
気がする。
でも
この道しか
ないのか。
行くしか
ないか。
つづく