その人の
絶望
を
受け取った。
こんなに
明るい
人なのに。
こんなに
人に尽くす
人なのに。
この絶望に
呑み込まれない
ように
頑張ってきたんだな。
辛い人生だった
のだと思う。
その人は
おくびにも
出さないけど。
・・・・・・
本当は
おかしい、と
違和感
ばかり。
こんなの
間違っている、
と。
でも世の中の
ほとんどの
人達は、
それが
正しい。
それこそが
正解。
それを
受け入れること
こそが
人格者の証。
・・・くらいに
思っている。
だから、
呑み込まれそうに
なる。
きっと
私の方が
おかしいのだと。
私が
異常者なのだと。
そう思いながら、
一つ一つ
絶望を
積み上げてきた。
濃い
絶望を。
・・・・・・
それでも
その人が
倒れなかった
のは、
深い志が
あったから
だろう。
その志に
現時点では
気づいていない
フシはあるが。
でも
感覚的には
わかっているの
だろう。
自分が
ここにいるには
きっと
深い意味がある、
と。
測り知れない
意味がある、
と。
それが
わかるまでは
死んでも
死にきれないぞ、
と。
それが、
その人が
ここまで来れた
唯一の理由
なのかもしれない。
・・・・・・
孤独。
それも
とても大きく
ある。
絶望の中
での
孤独とは、
相当に
キツかった
だろうな。
よく
がんばったね!
と
抱きしめたくも
なったが、
相手は
おじさんだし、
初対面
だしな。
つづく